🦷乳歯と永久歯の違い🦷
乳歯と永久歯の違いってなんだと思いますか?
かたち?大きさ?それだけではないんです!
乳歯は全部で20本。
乳歯が生えて噛むことができるようになるので顔の形が整ってきます。子どもたちにとっては「自分で食べる力をつける」練習にもなります。
順番や時期が異なる場合もありますが、生後8か月から下の乳中切歯、上の乳中切歯の順に生え、そのあと前から奥へと順に、2~3年かけて生え揃います。
乳歯は、むし歯の進行が早く、この時期のむし歯や歯並びの問題は次に生えてくる永久歯に影響しますので、歯磨きの実践と歯科医院での定期健診を心がけましょう。
永久歯は「親知らず」を含めて全部で32本あり、その形状で3種類に分けられます。それぞれ異なる役割を持っています。
前から一番目、二番目の歯は食べ物を噛みきる役割。
三番目の犬歯は食べ物を切り裂きます。
四番目以降の臼歯は食べ物をすり潰す役割を持っています。
第1大臼歯(前から六番目の歯)は、永久歯の中で一番大きく、噛む力も一番強い、噛み合わせの基本になる大切な歯です。しかし、むし歯になりやすい歯でもあるため、生えてきたら積極的なむし歯予防が必要です。
そんな乳歯と永久歯の違いは??
色
乳歯は白に近く、永久歯は黄色味を帯びています。
大きさ
乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さい歯です。
歯質
エナメル質、象牙質ともに乳歯の方が薄く半分しかないため、乳歯のむし歯は早く進行するので注意が必要です。
本数
乳歯の本数は全部で20本であるのに対し、永久歯は親知らずを含めて32本あります。
乳歯は永久歯と比べてとっても虫歯になりやすいですが生え変わるから…と放置してしまったらとても危険です⚠️
理由として
1 偏食になりやすい
2 顎が十分に発達しない
3 虫歯のリスクが高まる
4 永久歯の歯並びに影響する
5 永久歯の発育を妨げる
が挙げられます!
予防するには
まず赤ちゃんは無菌状態で産まれ、家族から虫歯菌が感染してしまうので家族全員の口腔ケアが大切です。
そして虫歯の原因となる歯垢をしっかり除去するために適切なブラッシングを身につけましょう。
またフッ素を活用しましょう。フッ素は歯垢内の細菌の活動を抑制し、再石灰化を促進して歯質を強くしてくれます。
口腔ケア、ブラッシング指導、フッ素塗布は是非歯医者さんを活用してください🙌😊
家族みんなのお口の健康を守るお手伝いをさせていただけたらと思っております!