ホワイトニング

ホワイトニング

ホワイトニングとは、薬剤を使って歯を白くする施術のことです。当院では、ホワイトニングの効果を最大限に発揮させるために、術前検査に力を入れております。むし歯や歯周病などを後から治療すると、詰めもの・被せものとホワイトニングした歯の色調に差が生じます。そのため、ホワイトニングを行う前にむし歯や歯周病の治療を行います。

ホワイトニングの種類は、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングの2つです。

オフィスホワイトニングは、歯に薬剤を塗って特殊な光を当てることで歯を白くします。ホームホワイトニングと比べて早く治療効果が現れます。

オフィス(ビヨンド)ホワイトニングシステム

ビヨンドホワイトニングシステム

当院では、ビヨンドホワイトニングシステムを採用しております。過酸化酸素を歯に塗るところまでは従来のホワイトニングと同様ですが、当てる光の性質が異なります。過酸化酸素を活性化する光を照射するため、従来よりも早く歯を白くできます。

ただし、光にもさまざまな種類があり、使用する光を間違えると歯を傷めることにつながりかねません。当院では、ホワイトニングの効果を引き上げつつ歯に負担をかけない光を使用しております。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、ご自宅で患者さまがご自身で施術するホワイトニングです。初回にオーダーメイドのマウスピースを作製するためにご来院いただき、それ以降はご自宅でホワイトニングの施術を行っていただきます。

マウスピースにホワイトニングの薬剤を入れ、毎日6~8時間装着していただくと、数週間で歯が白くなります。オフィスホワイトニングと比べて白くなるのに時間がかかりますが、効果の持続期間が比較的長いという特徴もあります。

ホワイトニングQ&A

なぜ歯が変色するのでしょうか?

カレーやコーヒー、赤ワイン、チョコレートといった色の濃い飲食物を口にする他、喫煙や加齢、テトラサイクリン系抗生物質の服用などが主な原因です。また、着色とは違いますが、歯の神経が壊死した場合も歯が変色します。

ホワイトニングに副作用はありますか?

ホワイトニングに用いる過酸化水素に副作用はありません。しかし、治療の直後は知覚過敏が起きやすい点に注意が必要です。また、ごく稀にアレルギー反応が起きる方がいらっしゃいます。このような事態を防ぐために、事前の問診や診査に力を入れておりますのでご安心ください。

ホワイトニングを受けられないケースはあるのでしょうか?

過酸化水素を分解できない体質の方は、ホワイトニングを受けることができません。また、妊娠中や授乳中の方も万一を考慮してホワイトニングをお断りしております。そのほか、色ムラを防ぐためにむし歯や歯周病がある方はそちらの治療を優先いたします。

治療期間中の注意点はありますか?

ホワイトニングの施術直後は歯が着色しやすいため、施術後12~24時間は喫煙や着色しやすい飲食物を避けていただきます。

どの程度白くなりますか?

ホワイトニングの効果には個人差がありますが、歯の色見本の2段階分ほどは白くなるでしょう。ただし、灰色の歯の方は白くなるまでに時間がかかる傾向があります。

白さはどの程度維持できるのでしょうか?

セルフケアの方法や生活習慣によって異なりますが、数ヶ月~約1年は効果を維持できるでしょう。半年に1回程度はメンテナンスを受けていただく他、メンテナンス用の歯磨き粉を使用していただくのがおすすめです。

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